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[ 475] asahi.com(朝日新聞社):土石流、進路変え旅館直撃 ドーム7杯分の土砂、一気 - 社会
[引用サイト]  http://www.asahi.com/national/update/0615/TKY200806150206.html

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崩落した斜面の土砂に押し流された駒の湯温泉(左)=15日午後、宮城県栗原市、本社ヘリから、上田幸一撮影
雪解け水を含む土石流は、下流の土砂崩れで行く手を阻まれ、すぐ脇の温泉宿「駒の湯温泉」を直撃した――。岩手・宮城内陸地震の現場をヘリコプターから見た。同乗した専門家の調査などで、大規模な土砂災害の仕組みが明らかになってきた。ダム湖付近の大きな地滑りの土砂量は、東京ドーム7杯分とも見られている。
土石流に直撃され、3人が死亡、4人が行方不明のままとなっている「駒の湯温泉」(宮城県栗原市)。ヘリコプターで上空から見ると、旅館の対岸で、100メートル以上にわたって斜面が大きく崩れ、森林がずり落ちている。付近に広がる土石流の赤茶色い土砂が、旅館の1階部分を埋めてしまっていた。
同乗した安田進・東京電機大教授(地盤工学)は「上からきた土石流が、対岸の土砂崩れでせき止められ、旅館に向かったようだ」と分析する。
上流をたどると、山林を赤褐色の筋が蛇行している。最上流は、栗駒山の尾根にほど近い川の源流部だ。斜面が最大で幅約500メートルにわたって崩れ、地肌はむき出しに。安田教授は、この崩壊をきっかけに、土石流が発生したとみる。
現場を上空から観察、分析した小長井一男・東京大教授(地震工学)も同じ見方だ。「大きな揺れで、山の上と旅館の対岸でほぼ同時に、斜面が崩れたのではないか」。上流で崩壊した土砂は、雪解け水をたっぷり含んでいたため、土石流となって、一気に流れ下った可能性が高いという。上空からも、崩壊現場の周辺で、点在する残雪が確認できた。
小長井教授は、過去の観測データや現場の様子から、土石流は秒速10メートルほどで流れ下ったとみている。約5キロ下流の旅館に達したのは、地震から数分後だったとみられる。
荒砥沢ダム湖(同市)の上流側で起きた大規模な土砂崩れの現場では、むき出しになったクリーム色の地肌が、のこぎり状の山脈のような姿をみせている。その「尾根」の部分には、道路の断片が残っている場所もある。
湖岸が地滑りを起こし、距離にして500メートルほど先までダム湖が埋まっている。幅は数百メートル。安田教授の概算では、移動した土砂の量は東京ドーム7杯分の約900万立方メートルになる。
なぜ山脈状になったのか。安田教授は「最初に湖岸側が崩れたのをきっかけに、次々に崩れた結果ではないか」と話す。付近は、火砕流などが堆積(たいせき)した比較的弱い地盤。そこにダムの水や雪解けによる地下水が浸透した。地震で揺さぶられたことでこの部分がもろくなり、湖岸側の塊から順番に滑っていったらしい。「日本の近年の地震では、これだけ大規模な崩壊はなかった」と安田教授は指摘した。
やはり付近を上空から分析したという小長井教授は、今回動いた土砂の量はさらに多く、約5千万立方メートルと推定している。(佐々木英輔)
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