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[ 171] PC用単体デジタルチューナ購入ガイド
[引用サイト]  http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080430/pcdigi.htm

4月8日に社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)がガイドラインを策定してから、アイ・オー・データ、ピクセラ、バッファロー、グリーンハウスと、PC周辺機器メーカーが相次いでPC向けデジタルチューナの製品発表/開発発表を行なっている。
いずれの製品もレコーダやテレビなどと同様、放送を受信/表示するためにはB-CASカードが必要で、そのカードを製品に同梱している。現在は「製品は出来ているが、カードがもらえていない」という状況で、B-CAS社からカードの発行認定が下りる、5月中旬くらいに各社一斉に発売ということになりそうだ。なお、グリーンハウスだけは5月下旬〜6月上旬の発売としている。
ここでは“PC用単体デジタルチューナ”の各社第1弾モデルを、実機のレビューを交えて紹介するとともに、“自作PCでデジタル放送を視聴/録画するためには何が必要なのか?”という基本的な部分もおさらいしておきたい。
そもそも、デジタル放送対応のメーカー製PCが存在するにも関わらず、PC向けの単体デジタルチューナが市販されなかったのは、コンテンツの暗号化が破られるといった危険性を回避するため、B-CASカードが“地上デジタル放送受像機”にしか支給されなかったためだ。単体チューナに対してコンテンツ保護機能を実装するためのガイドラインが存在しなかったため、PCと組み合わせないと機能しない内蔵型の地上デジタルチューナ単体カードや、USB接続の地上デジタルチューナユニットなどは受像機とは認められず、それらを組み込んだメーカー製のPCでないと“受像機”と認められず、B-CASカードが支給されなかったというわけだ。
しかし、同様の問題があったワンセグチューナは製品が先行して単品リリースされ、ヒット商品になり、急速に一般化した。となると「ワンセグが良いんだから、フルセグも視聴できるようにしてほしい」という声が大きくなるのは自然の流れ。今回のガイドライン策定に繋がり、これまで単品販売したくてもできなかった周辺機器メーカーが、待ってましたと言わんばかりに一斉にリリースすることになった。
そのため、PC向けの単体デジタルチューナは各社第1弾モデルとなるわけだが、例えばメーカー製PCの内蔵デジタルチューナのOEM供給で50%のシェアを誇るピクセラなどは、3年以上前から同様の製品を手掛けており、今回の単品版はOEM用カードも含めると4世代目にあたる。ソフト/ハード共にメーカーPCの要望に鍛えられてきたため、完成度の高さを売りにしている。「新ジャンルの製品だから、第1弾は不具合が多いだろう」というPC周辺機器の常識が当てはまらないことになる。
しかしながら、第1弾モデルに関していえば、トランスレート機能を備えたバッファローの製品以外は、各社仕様に大きな違いは無い状態だ。
単体チューナの販売が解禁されたからと言って、デジタル放送に関する様々な制約が取り払われたわけではなく、厳しい制約は当然存在する。あらかじめ内蔵されたメーカー製PCであればそのあたりを気にする必要は無いが、誰でも購入できる単体チューナでは、自分のPCがデジタル放送に対応しているかを自分で確認しなければ「買ってきたけど何も映らない」という状況に陥ってしまう。
注意すべきは、ノートPCでもCOPPに対応していなければ表示はできないということ。このあたりをクリアしているかチェックするのは面倒だ。嬉しいことに、バッファローとアイ・オー・データは、HDCP対応やCOPP対応をチェックできるツールを公開している。チェックソフトとしては、デジタル放送のHD動画を滑らかに再生できるかというPCスペックのチェックも行なってくれるバッファロー製の「バッファロー ストリームテスト for 地デジ」がお勧め。他社製品も含め、デジタルチューナ製品を購入する前に一度は実行したほうがいい。
また、ディスプレイがHDCP非対応の場合も、COPPはクリアしていれば、低スペックのPCでもデジタル放送が楽しめる可能性はある。SD解像度に落としてアナログRGB端子から出画することで、HDCP非対応のディスプレイに表示することが認められている。例えばバッファローの製品はトランスレート機能を搭載し、放送をリアルタイムでSD解像度に落として表示/録画するモードを備えている。アイ・オーの製品も表示は可能だが、マザーボードのオンボード出力のみ可能で、ビデオカード経由でのSD解像度出力は行なえないので注意が必要。
ピクセラの製品もカードにはSD出力機能(SDフィルタ)を備えているが、使用はできない。「市場の要望を見ながら、今後アップデートなどでSD出力機能を解放する可能性もある」(ピクセラ)という状態だ。とりあえず、発売時の段階では、SD解像度出力が手軽に行なえるのはバッファローの製品と言えるだろう。
(※試作機を使った編集部でのテストでは、バッファローとアイ・オーの製品でUSB音声出力も可能でした。しかし、非サポートで、実際の製品では行なえない可能性があります)
ただし、再生時の設定は録画モードに依存する。例えばDPモードで録画したファイルを、SPモードで再生することはできず、DPでしか再生できない。そのため、前述のようにHDCP対応のディスプレイが無い環境で“再生はSD解像度でしのぎつつ、録画はDPで保存しておこう”という使い方はできない。
HDCP/COPP対応環境であれば、3メーカーの各モデルとも、ビデオカード/USBチューナユニットを接続し、付属のドライバやアプリケーションをインストール。受信チャンネルスキャンを行なえば、すぐにデジタル放送が楽しめる。アナログキャプチャカード時代から練り上げられたアプリケーションをベースにしているため、各モデルとも操作性は高く、豊富な機能が活用できる。
表示品質はいずれのモデルも良好。ノイズやゴーストに悩まされたアナログ時代のPCテレビを思い出すと、異次元と言っても良いクリアな映像。スポーツ番組を観ても当然ながら、15fpsのワンセグとはレベルの違う滑らかな表示が楽しめる。ウインドウを小さくした“ながら視聴”から、全画面にした“鑑賞”まで耐えられるのはやはり便利だ。ただ、液晶テレビと比べると、PC用液晶ディスプレイで見るテレビはあっさりとした発色で、人肌の表現に違いが顕著。テストした第1弾モデルではコントラストや色合いなどを調整する機能を備えたものは無い。このあたりはディスプレイ側で調整すると良いだろう。
バッファローの「PCastTV for 地デジ」は、放送のリアルタイム表示ウインドウと、録画した番組の再生ウインドウが共通したタイプ。リアルタイム視聴時にはコンパクトなチャンネル/番組情報ウインドウが表示が可能で、録画予約を行なう場合はEPGのみの大画面表示も可能。曜日指定の毎週録画なども可能。録画時にはDP/HP/SP/LPモードが選択できるのは他社には無い強み。デジタル放送録画はHDD消費量が多いため、低解像度/ビットレート録画の恩恵は大きいだろう。最大90分までのタイムシフト再生も可能だ。
ソフトウェアにはおまかせ録画機能は搭載されていないが、iEPGサービスの「テレビ王国」を利用することで、キーワードを使ったおまかせ録画や、Webブラウザからの予約録画、携帯電話からの予約録画などの豊富な機能が利用できる。ただし、一度設定した予約録画は、放送時間が変更された場合の自動追従には対応していない。
左がチャンネル表示ウインドウ。右がメインウインドウ。下部にチャンネルボタンや録画ボタンなどを供えている
リアルタイム視聴中に録画ボタンを押せば、表示モード(選んでいるテレビプロファイル)に添ったモードで録画される。タスクバー常駐モードで録画が開始されると、アイコンが赤く変化。この場合にメインウインドウを表示させると、録画中の番組が表示される。そのまま「ファイル一覧」に移動すると、録画中でも録画済みの番組再生は可能だ。
録画ファイルは、保存先として指定したHDDの中に作られる「Recorded TV」フォルダに保存される。中には「TVE」拡張子のファイルがあり、チャンネル名や録画時間などでファイル名が構成されている。このデータをほかのフォルダに移動させたり、名前を変更すると再生はできなくなる。ただし、元のフォルダに戻したり、名前を戻せば再び再生可能だった。
ピクセラのソフトウェアは「StationTV」。表示ウインドウと録画やチャンネル/ボリューム変更ボタンを備えたコントロールパネルが分離しており、デスクトップ上で比較的自由な配置ができるのが魅力。ウインドウ上で右クリックすると表示されるメニューに、チャンネル切り替えや音声切り替え、表示モードの切り替えなど、ほとんどの機能を集約。3波対応モデルはBS/110度CSへの切り替えもここから行なえる。シンプルなGUIながら、PCを使い慣れたユーザーなら素早い操作が行なえるだろう。
右クリックメニューから「トップメニュー」を選ぶと全画面表示になり、大きめの機能アイコンが表示され、EPG表示や検索、録画予約など画面に切り替わる。10フィートUIとしても使えそうなデザインだが、これらの機能を使うたびに全画面表示になるのは少々煩わしくも感じる。双方向通信も利用できるデータ放送に対応。EPG表示もサポートし、番組検索や予約録画も可能。ただし、おまかせ録画機能は備えていない。StationTVがタスクトレイに常駐した状態であれば予約録画は自動追従に対応している。
大きな特徴は、HDD録画時に、複数のHDDに渡って録画できる「リリーフ録画」に対応していること。録画先として複数のHDDを、優先度を付けて指定でき、空き容量が少なくなった場合でも録画を途切れさせずに、余裕のあるHDDに切り替えて継続録画できる。今後のデジタル放送で増えると思われる、スポーツ中継などで、番組が突然別のチャンネルに移行して継続放送されるイベントリレーに対応しているのもポイントだ。
バッファローと同様に、リアルタイム視聴と録画番組表示は同じウインドウを使用する。トップメニューから「録画番組」を選ぶことで、ライブラリの再生メニューへ移動。その際、リアルタイム録画を継続したまま再生しようとすると「録画中・タイムシフト中には再生できません」とエラーが表示され、再生はできない。タクスバー常駐時に予約録画を開始した場合も同様で、録画しながらの再生は行なえない。
「mAgicガイドDigital」も単なるEPG表示だけでなく、カレンダー表示や番組情報表示ウインドウが上部に用意されるなど、PCの高解像度表示を活かした情報量の多さが好印象。番組検索も可能で、曜日指定の毎週予約など、基本機能もサポート。おまかせ録画もこのソフトウェアでサポートしており、除外キーワードの指定、期間の指定、条件に合う番組情報のメール通知など、豊富な機能が利用できる。また、常駐させておくことで予約録画番組の自動追従もサポートしている。
録画済み番組の再生も「mAgicガイドDigital」に登録されており、ダブルクリックすることで再生専用ウインドウが立ち上がる。ただし、ここで問題が発生。リアルタイム視聴/録画用の「mAgicTV Digital」が起動している状態だと、「オーバーレイの取得に失敗した」というエラーが表示され、再生ウインドウが終了してしまうのだ。ライブラリ再生中のリアルタイム視聴も同じ理由で失敗。ウインドウの最小化で避けられず、結局のところ録画番組を見る時と、リアルタイム視聴をする時は、どちらかのソフトウェアをあらかじめ終了させておかなければならない。それぞれのソフトウェアは良く作り込まれているが、同時使用という点では残念な制約だ。
この問題は録画動作にも影響している。リアルタイム録画中は、録画番組の再生はオーバーレイの問題で行なえないのだ。だが、タスクバー常駐で予約録画を行なっている場合はオーバーレイ表示をしていないため、「mAgicガイドDigital」のみを起動させることで、録画済みの番組を表示することができる。
気になるのは音声出力まわり。ピクセラの製品はデジタル出力やUSBオーディオを検知すると、起動できない。アイ・オーの機器はVistaでのみデジタル出力をサポート。USBヘッドフォンを接続した状態では起動できなかった。バッファローに関しては非対応とされているが、デジタル/USBともに今回テストした環境では出力可能だった。あくまでこれは試作機/編集部のテスト環境での結果であることをお断りしておく。このあたりはARIBの規定の解釈による違いなのだろうが、普通のAV用デジタルチューナではデジタル出力は可能なので、PC向けチューナでデジタル出力に制限が設けられるのは腑に落ちないところだ。
なにより辛いのは発売時に編集に対応したモデルが無いということ。録画して、CMをカットし、BDメディアへそのままの画質でムーブするという基本的なフローが可能なモデルが1つも無いというのはやはり寂しい。HDDの低価格化が進んでいるのでPCをホームサーバー的に使うのであれば、シングルチューナしか無い第1弾モデルでは物足りず、複数枚同時利用をサポートしている機種が無いのもコアなPCユーザーには不満だろう。試しに異なるメーカーのボードを2枚刺ししてみたが、片方がハングアップしてしまい、まともに使えなかった。ホームサーバー構築という点では、バッファローのみ対応を予定しているDTCP-IPに対応したDLNA配信機能も欲しいところだ。
PCの対応環境が整っていれば、2万円台前半の投資でデジタル放送が楽しめるのは魅力だ。第1弾モデルに関してだけ言えば「2万円の投資で、高画質なデジタル放送をPCで“ながら見”したい。たまに録画もしたい」というライトな使い方に限って言えば、おすすめできるクオリティの製品が揃っている。しかし、このためにHDCP対応のディスプレイや、まだ3万円台中頃の書き込み型Blu-rayドライブを購入すると10万円近い投資になってしまう。それを考えるとAVCRECでの録画や、Wチューナ、BDへの書き出し、編集機能などに優れたBDレコーダを買った方が使い勝手は良いだろう。
自作PCにおけるデジタル放送対応の魅力は、最新BDレコーダにも負けない録画/編集機能や、Wチューナ搭載カードの複数枚刺し対応による“4ch、5ch同時録画”などの超高機能への展望が開けてからが正念場と言えそうだ。そうなればゲームにしか本領を発揮できなかった高性能マルチコアCPUにも活躍の場があたえられるだろう。そうした展開を心待ちにしつつ、まずは単体チューナの発売を歓迎したい。

 

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